みなさんこんにちは、そしてこんばんは。
TK7です。
前回記事で手洗いが効果的と言う事で、効果的な手洗いの方法 WHO推奨を取り上げました。
今回は巷でコロナウイルス対策としてマスクが売れているようですが、マスクが本当に効果的なのか気になったので調べてみました。
WHO(世界保健機関)やCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の見解も加えながら考察していきますので是非最後までお付き合いください。
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Contents
何故マスクをするのか
まずは何故マスクの着用が必要なのか考えてみたいと思います。
今や街や電車に乗るとみんなマスクをつけています。
コロナウイルスが国内感染してから皆が感染予防の為マスクの買い溜めをしたので、ドラッグストアなどのマスクが品薄になっています。
花粉症の時期と重なったとも言えますが、コロナウイルスへの恐怖からマスク購入促進した事実はあると思います。
感染者も非感染者もみんなマスクをつける必要があるのでしょうか?
感染者はマスクの着用をする必要があります。
咳やくしゃみをすると1メートルから2メートルほど、唾液などの飛まつが飛ぶとされています。
感染者の咳やくしゃみなどの飛まつがウイルスを広げる大きな要因となります。
この為、咳くしゃみの症状がある人が正しくマスクをつけることは、他の人にうつさない感染を広げないための措置として有効だと言われています。
その反面、非感染者はマスクする必要はあまりないと言われています。
非感染者はマスクの着用を推奨していない
WHO(世界保健機関) HP
「予防のためにマスクを着用すべきですか?」と言うQ&Aに対して以下のように回答しています。
マスクだけでは感染を防げる保証は無いとして、貴重な資源をむだにせず、また間違った使い方をしないためにも、症状のある人だけがマスクをするよう呼びかけています。
「マスク使用のアドバイス」の回答には、
マスクで予防できるという科学的根拠は無いため、症状が無い場合はマスクは必要ない。
ただ、新型コロナウイルスの患者の看病などをする場合はマスクをつけるべきだとしています。
CDC(アメリカ疾病対策センター) HP
インフルエンザが大流行した際の備えについて用意されたガイドラインを、新型コロナウイルスが大流行した際にも有効だとしています。
特別な状況にないかぎり、感染を避けるという目的で症状のない人がマスクを着用することは推奨しないとしています。
人混みを避けられない場合や、妊婦や高齢者など発症するとリスクが大きい人や、家族などでそうした人と接触する場合は、マスクを使用してもいいとしています。
つまりマスクを予防的に着用する必要はないと見解しています。
現状日本では予防的に着用している人がほとんどだと思います。
風邪を引いている又は疑いのある方々にマスクは届いているのでしょうか?
マスクが届いていないのであれば、本当に必要な方々にマスクが届いていない事になりその事自体非感染者が感染する事へのリスクとなります。
どうか本当にマスクが必要な方に届きますように、そして予防措置として着用されてる方々にも本当のマスクの効果を知って正しい使い方をして頂きたいと思います。
マスクの効果
前回の章で、感染者のマスク使用は拡散を防ぐ意味で効果的だが、非感染者が予防の為に着用することは推奨されてないと言う事を述べました。
なぜ非感染者のマスク予防は意味ないのでしょうか?
非感染者のマスク着用を推奨されない理由
ウイルスとマスクの網目の大きさに関係しています。
※CDCの「インフルエンザが大流行した際の備えについて用意されたガイドラインを、新型コロナウイルスが大流行した際にも有効だ」記載より、インフルエンザウイルスの例を用いて解説します。
マスクの網目のほうがずっと大きいです。インフルエンザウイルスの大きさに対してマスクの網目は100~1000倍も大きいのです(ウイルスは約100nm*程度、市販のマスクの網目は10~100μm**)。従って、ウイルスはマスクの網目に対しては素通りに近い状態です。
インフルエンザウイルスのほうが市販のマスクの網目よりも大きい。○か×か?
この為マスク着用していてもウイルスはマスクの網目を通り鼻や喉から粘膜に付着して感染します。
口や鼻をマスクで覆って加湿することで、ウイルスは湿度が高くなると活性が鈍くなる為予防になると言う意見もあります。
しかしウイルスがマスクの網目を通り抜ける以上、保湿したところでどの程度感染予防効果が有るのか疑問視されています。
マスクの保湿による予防についてWHOやCDCに記載されていない事から、現時点であまり有効的な手段では無いのではないかと思います。
では感染者はマスクを着用する事によってどんな効果があるのでしょうか。
感染者がマスクを着用するとどうなるのか
感染者が咳やくしゃみなどの飛沫粒子にウイルスが居るわけですが、飛沫粒子の大きさはマスクの網目より大きいのでマスクの網目を通り抜けにくいとされています。
その為マスクをして咳やくしゃみなどをした場合、マスクの網目を飛沫粒子が通過し難いので拡散を防止出来ます。


MHLWchannel よりスクリーンショット
画像を見てわかる通り、マスク無しでは約2mの飛散に対して、マスク着用では僅かに前方向に飛散するもごく僅かな事がわかります。
前方向に咳やくしゃみなどの飛散粒子が飛ばない分、上部に飛ぶ事がわかります。
この事から、電車で吊革に掴んで咳やくしゃみをした方が居た場合上部に飛散するので吊革に飛散粒子が付着している事があり得ます。
電車から降りた際は是非 効果的な手洗いの方法 WHO推奨 をして頂くのがよろしいと思います。
WHO推奨 マスクの着け方
以下WHO(世界保健機関)HP より参照します。
健康であれば、2019-nCoV感染の疑いがある人の世話をしている場合にのみマスクを着用する必要があります。
咳やくしゃみをする場合はマスクを着用してください。
マスクは、アルコール消毒または石けんと水で頻繁に手洗いすることと組み合わせて使用した場合にのみ有効です。
- マスクを着用する前に、アルコール消毒をするか、石鹸と水で手をきれいにしてください。
- マスクで口と鼻を覆い、顔とマスクの間に隙間がないことを確認します。
- 使用中はマスクに触れないでください。触れた場合は、アルコール消毒または石鹸と水で手をきれいにしてください。
- 湿ったらすぐにマスクを新しいものと交換し、使い捨てマスクを再使用しないでください。
- マスクを捨てる場合には:マスクを背後から触れて捨てます(マスクの前面に触れないでください)。蓋のついたゴミ箱にすぐに捨て蓋を閉めます。アルコール消毒するか、石鹸と水で手をきれいにします。
下のリンクの動画で解説されていますので、是非ご覧ください。
最後に
CDCは19日、新型コロナウイルスの感染が拡大しているとして、日本と香港への渡航者に注意を呼び掛けました。
警告レベルは3段階あり、最も低いウォッチレベル1の「通常の注意が必要。これには、推奨されるすべてのワクチンの最新情報の取得と、適切な蚊の回避の実施が含まれます。」に認定されました。
香港と日本以外のウォッチレベル1に指定された国は、南北アメリカ・ベナン・ナイジェリア・エチオピア・コンゴ民主共和国・パキスタン・ブルンジなどとなっており、先進国の中でウォッチレベル1に入っているのは現状日本だけとなっています。
日本は世界から汚染国呼ばわりされる事になります。
そんな汚染国呼ばわりされる中で僕達は過ごさなくてはなりません。
一人一人が意識して根拠のある効果的な予防を実施して、コロナウイルスから身を守りましょう。
効果的な手洗いの方法 WHO推奨 と併用してマスクの着用をすると効果的です。
併せてお読みください。
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本記事はここまでになります、ご覧頂きありがとうございました。
